こんにちは!ギネのあっちゃんです。HPVワクチンについて、現在の状況と接種の重要性をあらためてお伝えします。
子宮頸がんとHPVの関係
子宮頸がんは毎年約1万人が新たに診断され、約3,000人が亡くなる、女性特有のがんです。その原因の99%以上がHPV(ヒトパピローマウイルス)の持続感染によるもの。HPVは性的接触で感染し、感染した人の多くは自然に排除されますが、一部の人で持続感染し、がんへと進行します。
HPVワクチンの効果
HPVワクチンは子宮頸がんの原因となるHPVへの感染を予防します。特に9価ワクチン(シルガード9)は、子宮頸がんの原因となるHPV型の約90%をカバーし、子宮頸がんだけでなく外陰がん・腟がん・肛門がん・尖圭コンジローマの予防効果も期待できます。
定期接種の対象(公費で接種できる方)
現在、以下の方はHPVワクチンを公費(原則自己負担なし)で接種できます。
- 小学校6年生〜高校1年生相当(12〜16歳)の女性:定期接種の対象
- 定期接種対象年齢を超えた方も、キャッチアップ制度の期間中は公費接種可能でしたが、キャッチアップ接種の公費助成は2024年度(2025年3月31日)で終了しました
定期接種の対象年齢を過ぎた方は?
定期接種の対象年齢を過ぎた方(17歳以上)も自費で接種することができます。特にまだHPVに感染していない方は、年齢が上がっても接種のメリットがあります。費用は1回あたり約1〜3万円、3回接種が必要です。
ワクチン接種のタイミング
HPVワクチンは性交渉を経験する前に接種するのが最も効果的です。すでに性交渉の経験がある方でも、感染していないHPV型への予防効果は期待できます。年齢に関わらず、接種していない方は産婦人科・婦人科にご相談ください。
ワクチンを打っても検診は必要
HPVワクチンはすべてのHPV型を予防できるわけではありません。ワクチン接種後も、20歳からは2年に1回の子宮頸がん検診(細胞診)を受けることが大切です。早期発見・早期治療が命を守ります。
接種・検診についてご不明な点はお気軽に婦人科にご相談ください。
※本記事は医療情報の提供を目的としており、診断・治療を目的としたものではありません。最新の情報については医療機関または自治体にご確認ください。


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