~未来のために、今から始めるカラダとココロの準備~
こんにちは
ギネのあっちゃんです
最近プレコンセプション・ケアって言葉が聞かれますが
この意味ご存知ですか?
「妊娠を考えたときから」ではなく、「妊娠する前から」──。
それが近年注目されている「プレコンセプション・ケア」の考え方です。
なんでこんな話をするかというと
こども家庭庁が
「プレコンセプションケア推進5か年計画」を策定し、以下のような内容を発信しているんです
- 性や妊娠に関する正しい知識の普及
- 妊娠を考える方の健康管理に関する相談支援の充実
- 若年女性の痩せによる健康リスクへの対応
- 妊娠と薬に関する相談支援の推進
これらの取組を通じて、将来の妊娠・出産に向けた健康管理を支援する体制の整備が進められています
私も日々の診療の中で
小学生から高校生くらいまでの女性の月経の悩みや栄養バランスの崩れた食生活、睡眠不足からの体調不良、など様々な相談を受けています
「プレコンセプション・ケア」の意味は「プレ」:〜前 「コンセプション」:受胎や妊娠 についてのケアが基本ですが
決して妊娠だけを目的とした取り組みではなくて
こころとからだの健康を意識することで
未来ある子どもたちが健やかに生活できる取り組み全般を指しています
若い世代は学校や仕事も忙しくて
月経の悩みや婦人科検診など受診するのになかなかハードルが高いと思いますが
気楽に相談していただきたいと思います
今は低用量ピルや漢方薬をはじめ 月経の悩みはほとんどが解決できる時代です
ちょっとした悩みも学業やスポーツ、仕事のパフォーマンスを落としますし
ストレスが長く続くのは心身の不調にもつながります
若いうちから婦人科かかりつけ医がいると良いと思います
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