医師の偏在化問題について

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こんにちは!

ギネのあっちゃんです

今朝のニュースで「医師の偏在化」の問題について取り上げられていました

・都市部に医師が集中して 医師が不足している地域があってたいへん(地域偏在

・手術をしてくれる外科の先生が減っている(診療科偏在

その対策案について

・医学部増員

・地域で定員を設ける

・一定期間の地方勤務の義務付け(管理職になる場合)

などなど

きっと一生懸命お役所の方々は考えてくれていると思うのですが・・・・

なぜ都市部に医師が集まり、外科医が減って美容外科いが増えているのか?

の現状に対する考察があまい、もしくは現場の状況が理解されていないのではと思うのです

医師になって 専門もなく 最低限の医学知識で それでいいや!って思っている医師の多いこと多いこと

「最低限の専門医とったらやめます」という方

ほんとに増えているんですよね

どんな仕事でも踏ん張って 頑張らなきゃいけない時期ってあると思うんですが

医学部卒業して 義務の研修医終わったら燃え尽きてしまうんでしょうか?

今に至った原因として

医師がぞんざいに働かされていたこと が割と大きな問題だと思っています

「患者さんが困っているんだから 休まずに働いて当たり前」

「10時間以上の手術だって最後までやり遂げなければ無責任」

「来た患者さんは必ず診察しなければいけない」

なんて縛りが多い上に

医療安全の課題や雑務の多さ

そんな状況を放置してきたから若手医師もモチベが下がっても仕方ないですよね

外科の先生だって 重症な患者さんの大変な状況を助けるために

どんなに手を尽くしても結果が良くないと訴えられたり

何よりも

こんなに誠心誠意尽くしても

診療報酬が低すぎる!

外科の先生を増やしたければ 腕のいい外科医にたっぷり報酬をあげて

ひとりひとりに秘書的な人を雇って雑務はフォローしてあげて 診療に集中させてあげる

くらいのことしないと今のハイリスク・ローリターンの外科医は増えないと思います

同じように医師が少ない地域に医師が欲しいのであればたっぷりの報酬と働きやすい環境の用意

(医師一人派遣しておしまいはダメです)

診療報酬を決められた財源の均等分配するだけでなく

いわゆる僻地の診療報酬を爆上げするとか

診療科毎にリスクや難易度に見合った報酬をつけていかないと

保険診療は崩れて行ってしまいます

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この記事を書いた医師
戸澤晃子(産婦人科医)

産婦人科専門医・聖マリアンナ医科大学客員教授。

【専門分野】
・婦人科検診(子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん)
・更年期障害・ホルモン補充療法(HRT)
・子宮内膜症・子宮筋腫
・骨粗鬆症・GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)
・プレコンセプションケア

女性の健康を守るために、正確でわかりやすい情報をお届けします。

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