こんにちは!ギネのあっちゃんです!
最近、GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)の症状で受診される方が多いのでもう一度詳しく整理しておきましょう!
GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)とは?
GSM(Genitourinary Syndrome of Menopause)は、閉経前後から女性ホルモン(エストロゲン)が低下することによって、腟・外陰部・膀胱・尿道などに現れるさまざまな不快症状の総称です。
以前は「萎縮性腟炎」と呼ばれていましたが、腟だけでなく泌尿器系にも影響が出ることから、近年では「GSM」という呼び名に変わってきています。
GSMの主な症状
GSMには腟・外陰部症状と泌尿器症状の2つがあります。
腟・外陰部の症状
- 外陰部・腟のかゆみ・ヒリヒリ感
- 腟の乾燥・違和感
- 性交時の痛み(性交疼痛)
- おりものの変化(量の減少・においの変化)
- おりものが増える・腟炎を繰り返す
泌尿器の症状
- 頻尿・夜間頻尿
- 尿漏れ(腹圧性尿失禁)
- 排尿時の痛み・灼熱感
- 膀胱炎を繰り返す
GSMが起こる理由
エストロゲンは腟や外陰部の粘膜・皮膚を健康に保つ働きをしています。閉経によってエストロゲンが急激に低下すると、粘膜が薄く・乾燥しやすくなり、皮膚のバリア機能が低下します。その結果、軽い刺激でもかゆみや痛みを感じやすくなります。
GSMは更年期(閉経前後5年)から始まり、閉経後も放っておくと症状が進行することが特徴です。「年だから仕方ない」と我慢されている方も多いのですが、適切な治療で大きく改善できます。
GSMの治療法
婦人科では以下のような治療を行っています。
局所療法(腟内・外陰部への直接治療)
- エストリオール腟錠(ホルモン剤):腟内に挿入するホルモン薬で、粘膜を回復させます。全身への影響が少なく使いやすいです
- 保湿クリーム・潤滑ジェル:乾燥症状の緩和に
全身療法
- ホルモン補充療法(HRT):エストロゲンを補う治療。ほてり・のぼせなど他の更年期症状にも効果的
- 漢方薬:症状に合わせた漢方治療
こんな症状があれば婦人科へ
以下の症状がある方は、GSMの可能性があります。一人で悩まずに、婦人科にご相談ください。
- 外陰部・腟のかゆみや乾燥が続いている
- 頻尿や尿漏れが気になる
- 性交時の痛みがある
- 市販薬を使っても改善しない
- 繰り返し膀胱炎や腟炎になる
GSMは治療で改善する症状です。「恥ずかしい」「年のせい」と思わず、ぜひ受診してください。
※本記事は医療情報の提供を目的としており、診断・治療を目的としたものではありません。症状が気になる方は必ず医療機関を受診してください。



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