秋から冬にかけて増える「めまい」「不眠」――もしかして自律神経や更年期の影響かも?

更年期

朝晩が冷えるようになってきて、「なんとなく体がだるい」「めまいがする」「夜ぐっすり眠れない」……そんな不調を感じていませんか?
秋から冬にかけては、気温差や日照時間の変化で自律神経のバランスが乱れやすい季節です

さらに、更年期の時期と重なる方では、ホルモンの変動も影響して体調が不安定になりやすくなります

自律神経の乱れを整えるポイント

● 体を温める習慣を
冷えは自律神経の大敵です。ゆっくりお風呂につかる、足湯をする、温かい飲み物をとるなど、体を冷やさないよう心がけましょう


さらに、首の根本(うなじのあたり)やお腹をホットパックで温めるのもおすすめです          首まわりを温めると副交感神経が働きやすくなりリラックス効果が高まり、お腹を温めることで内臓の血流が良くなって全身がポカポカしてきます

● 軽い運動でリズムをつくる
ウォーキングやストレッチなど、軽く体を動かすことで血流がよくなり、気分もすっきりします

毎日少しずつでも続けることが大切です

● 漢方の力を借りる
「イライラする」「眠れない」「気持ちが落ち込みやすい」といった方には、加味逍遙散(かみしょうようさん)という漢方がよく使われます
ホルモンやストレスの影響で乱れた自律神経をやさしく整えてくれます

他にも体調に合わせて漢方処方ができますのでご相談ください

更年期の不調が気になる方へ

● プラセンタ療法
体の回復力を高め、疲れや不眠、気分の不調などをやわらげてくれます

自然な形で体を元気にしたい方におすすめです

● ホルモン補充療法(HRT)
女性ホルモンの減少によるほてり、汗、気分の変動などに効果があります

医師の管理のもとで行えば、安全に続けられる治療法です

無理せず、自分のペースで

季節の変わり目は、誰でも体調を崩しやすい時期です
頑張りすぎず、「ちょっと疲れたな」と感じたら、体を温めて休む時間を大切にしましょう
必要に応じて、漢方やプラセンタ療法、ホルモン補充療法なども取り入れながら、心も体もゆるやかに整えていくことが大切です

当院では、自律神経の乱れや更年期にともなう症状に対して、体質や生活リズムに合わせた治療を行っています
温熱療法・運動療法のアドバイス、漢方処方、プラセンタ療法、ホルモン補充療法など、患者さん一人ひとりに合わせたサポートをご提案しています

「最近なんとなく調子が悪い」「眠れない日が続く」など、お困りの症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください

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